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第25回:アセチル化木材「アコヤ」セミナーのご案内

オランダに木材アセチル化の設備を持つタイタンウッド社製造のアセチル化木材
(製品名:アコヤ)に関するセミナーを開催します。

主催はアコヤを日本に輸入する池上産業株式会社です。
セミナーではタイタンウッド社スタッフによるプレゼンテーション・質疑応答を行ないます。

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日時:8月20日(木)13:00受付開始
会場:建築会館「(社)日本建築学会」
無料、申し込み順で定員になり次第締め切らせていただきます。
・セミナーの申込書・ご案内
http://magazine.woody-art-hosoda.co.jp/seminar/seminar.pdf
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アセチル化した木材は無処理木材には無い、さまざまな長所があります。
(アセチル化木材アコヤ 詳しくはこちらから)
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
http://magazine.woody-art-hosoda.co.jp/seminar/accoya.pdf

是非この機会にアセチル化木材へのご理解を深めていただき、ご利用への
ご検討をいただけますようお願いいたします。

当社、細田木材工業株式会社がこの企画を応援するのは次の理由からです。

アセチル化木材は各機能の向上はもちろんですが、防腐・防蟻に対して
毒性のある薬剤を注入するのではなく、人体に無害である化学修飾
(アセチル化処理)で人や環境に対して木材本来の高い安全性のエコな材料であるからです。

現在はオランダからアセチル化した木材を輸入して販売する段階ですが、
この高い安全性は今後スギ材など国産間伐材の利用拡大にも活用できると期待しています。

アセチル化木材
木材の水分の吸放出による寸法変化を抑えるには木材細胞壁内を化学修飾に
より疎水化、架橋、バルキングすることが有効です。
アセチル化とは酢酸の成分を木材成分に結びつける処理方法で、疎水化、バルキング効果が増します。

WOOD-OH + (CH3CO)2O →  WOOD-OCOCH3 +  CH3COOH
(無処理の木材  無水酢酸  化学反応 アセチル化木材   酢酸)
アセチル化処理によって木材中の親水性のある水酸基(-OH)を疎水性である
アセチル基(-COCH3)に置き換えることにより処理した木材の寸法安定性、
耐朽性、耐候性、音響特性が格段に向上します。

簡単に言えば、親水性とは水分と仲良くする(水分を吸いやすい)性質のこと、
疎水性とは水分を吸わない性質のことです。

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