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第151回:2月の安全運転のポイント

弊社の安全運転管理者より今月の安全運転のポイントをお知らせきます。

1.凍結時の危険性と安全走行のポイント
・凍結路面は発見が遅れやすい
凍結路面は積雪路面と違って見分けにくいために発見も遅れがちになり、
スリップして初めて凍結に気づくというケースもあります。路面の状態に
よく目を配り、凍結路面を早めに発見するよう努めましょう。
・こんな場所が凍結しやすい
○橋の上。○トンネルの入り口。
○交差点の手前やカーブの手前などのブレーキを良く踏むところ
○切り通し。○山間部など日陰になっているところ。
・トンネル中でも凍結していることがある
トンネル中は走行車両の落とした雪のために路面が凍結していることがあります。
高速道路や山間部のトンネルを走行する時は、路面の状態に注意を払いましょう。

2.積雪.降雪路の危険性と安全走行のポイント
・降雪路でなくても視界が悪くなることがある
雪が降っていない場合でも、周囲に積もっている雪が強風にあおられて舞いあがり(地吹雪)、
前方の視界がさえぎられたり、対向してくる大型車が巻き上げる雪煙によってさえぎられる
ことがあります。地吹雪が予想される場所や、大型車が接近した時は、あらかじめワイパーを
作動させる。
・路面標示が見えなくなる
積雪路は、路面標示が見えなくなるだけでなく、車道と路肩や側溝の見分けがつかなくなります。
そのため特にカーブでは対向車にはみ出して対向車と衝突したり、左側に寄り過ぎて側溝に落ちて
しまう危険せいがありますから、注意しましょう。
・強いブレーキはスリップをまねく
積雪路や降雪路は停止距離が長くなります。このような時に、停止しようとしてブレーキを
強く踏むとスリップをまねく危険性がありますから、あらかじめ減速して進行するとともに、
ブレーキはソフトに踏み、徐々に停止するようにしましょう。

事例
私が、ほんの数センチの積雪路にチエンを掛けずに自家用車を運転中、赤信号で普通に
ブレーキを踏んでいたら、スリップして危うく停止中の車に追突しそうになりました。
対策 多少でも雪積もっているのだから、あらかじめ減速してブレーキをソフトに踏む。

参考資料 株式会社インターリスク総研 開発グループ
原稿担当:総務本部 細田隆一

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