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第49回:世田谷美術館・内井昭蔵の思想と建築について

今、世田谷美術館で建築家内井昭蔵展が開催されています。

祖父・河村伊蔵、父・内井進の教会建築に影響を受け、昭蔵氏の自然の秩序を建築に取り入れた、自然と住空間の調和のとれた作品の図面、写真、模型、イメージ・スケッチなどをまじえて展示されています。

またこの会場の世田谷美術館も昭蔵氏の設計であり、その機能、デザインなども一見の価値がありますので是非足を運んでみてはいかがですか。

『見学した感想』
パネル展示の中に、内井昭蔵のコメントとして、「今日の建築は自然と一体化していない」という文章がありましたが、この美術館は砧公園の中でのロケーションが素晴らしかったです。
夕方帰る時には美術館、照明、自然がうまく一体化されているのを感じました。

~開催日程~
2009年12月12日~2010年2月28日
午前10時~午後6時(入場は午後5時30分まで)
~内井氏の代表作~
《桜台コートビレジ》《身延山久遠寺宝蔵》《世田谷美術館》
《国際文化センター》 《大分市美術館》 《長谷木記念幹》

新木場の同業で当社のお客様でもある(株)長谷木は創業450年の材木商で、この記念幹は新木場の水際に作られています。
記念幹脇のイーストギャラリーのフローリング仕上げは、当社にご依頼を頂きました。

長谷川記念幹は美術館のしんがりに展示されています。

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