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第255号 追突事故はこうして防ごう-1

1、十分な車間距離をとる
前車が急停止しても、十分な車間距離を取っていれば追突を防ぐことができます。
車間距離の目安としては、
高速道路の場合、時速の数字を置き替えた数値(時速80kmであれば80m)、
一般道路では時速の数字から15を引いた数値(時速60kmであれば60-15で45m)
と考えると良いでしょう。

2、わき見、漫然運転をしない
車間距離が十分であってもわき見は追突の危険を高めます。
低速で前車に追走しているときなどには、漫然運転になってしまい、
前車の停止に気づくのが遅れて追突することがあります。

3、「だろう運転」をしない
前方の信号が黄色に変わったとき、「前車は停止せずに交差点を通過するだろう」
とか、単路の走行時に「前車の急に減速したり停止することはないだろ」といった
自分に都合の良い「だろう運転」はせず、常に「前車は減速や停止をするかもしれない」
と考えて運転しましょう。

参考資料 (株)インターリスク総研
私の体験でのヒヤリ・ハット事例は、「わき見運転、だろう運転」です。
先日朝早く片側3車線の道路を走行中、一番左車線に駐車していた2トントラックが
急に出てきて危うく追突しそうになりました。
私がこの時考えていたのは、朝早いからトラックの運転手は朝食でも取っていて
直ぐには出て来ないだろうと「だろう運転」になっていました。
こういう状況のときは、「かもしれない」運転に心掛ける必要があります。

原稿担当:総務本部 細田隆一

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